格安SIMのドコモ回線おすすめ7社!料金プランや通信速度を比較

格安SIMのドコモ回線おすすめ7社!料金プランや通信速度を比較
  • ドコモ回線の格安SIMは通信速度が速い?
  • ドコモが提供する格安SIMはある?
  • ドコモ回線が使えるおすすめの格安SIMを知りたい

ドコモ回線を使える格安SIMは多くあります。ドコモ回線は通信速度が速いため、ストレスなくスマホを使えるでしょう。しかし格安SIMの種類は多く、どれを選べばいいか迷うことも。

この記事では、ドコモ回線が使えるおすすめの格安SIMを紹介します。記事を読めば、あなたにぴったりの格安SIMを選べるようになるでしょう。

目次

格安SIMのドコモ回線おすすめ7社

ドコモ回線を利用できるおすすめの格安SIMを、厳選して7社紹介します。料金プランやスペックなどを比較し、あなたにぴったりの格安SIMを見つけましょう。

格安SIM 月額料金 データ通信量/月 特徴
楽天モバイル 実質0円〜
※2022年10月まで
1GB〜 最新の端末が豊富
OCNモバイルONE 550円〜 500MB〜 ドコモ回線通信品質3期連続総合1位
BIGLOBEモバイル 1,078円〜 1GB〜 エンタメフリー・オプションが魅力
mineo 880円〜 1GB〜 オプション加入でデータ通信量が無制限
IIJmio 440円〜 2GB〜 eSIM対応の老舗格安SIM
イオンモバイル 803円〜 0.5GB〜 オリコン顧客満足度調査2年連続1位
y.u mobile 1,070円〜 5GB リユースiPhoneで端末代が安い

※金額は税込

楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天が提供する格安スマホです。自社で整備している回線を使用しているため、厳密に言えば格安SIMではありません。しかし大手キャリアより月額料金が安くなる点は、格安SIMと同じです。

楽天モバイルはドコモ回線の新規受付終了

2022年4月7日時点で、楽天モバイルではドコモ回線での新規受付を終了しています。楽天回線のみ申込可能です。
※参考:楽天モバイル

楽天モバイルの料金プランは以下のとおり。データ通信量を使用した分で料金が変わる従量課金制を採用しています。

データ通信量 月額料金
〜3GB 1,078円
〜10GB 2,178円
無制限 3,278円

※金額は税込

データ通信量を気にせずスマホを使いたいなら、楽天モバイルがぴったりです。月額3,278円(税込)でデータ通信が無制限。YouTubeなど動画の視聴やInstagramなどのSNSを好きなだけ利用できます。

\リーズナブルな価格でデータ使い放題!/

※関連記事:楽天モバイルの最新キャンペーン

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEトップページ

画像出典:OCNモバイルONE公式サイト

OCNモバイルONEは、ドコモ子会社のNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。ドコモ回線通信品質3期連続総合1位評価を獲得した実績があります。

格安SIMデビューしやすいよう、リーズナブルな料金プランが新登場。3GB以下のプランなら、月額料金は1,000円未満です。

SIMタイプ 音声対応 SMS対応 データ通信専用
500MB/月 550円
1GB/月 770円
3GB/月 990円 990円 858円
6GB/月 1,320円 1,320円 1,188円
10GB/月 1,760円 1,760円 1,628円

※金額は税込

ドコモ回線通信速度も3期連続1位を記録しています。コスパが良く高速通信が期待できる格安SIMです。ドコモ回線が使える格安SIM選びで迷ったらOCNモバイルONEが最適でしょう。

\高品質なドコモ回線の格安SIM!/

※関連記事:OCNモバイルの最新キャンペーン

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル

画像出典:BIGLOBEモバイル公式サイト

BIGLOBEモバイルは、エンタメサービスをお得に利用できる格安SIMです。月額308円(税込)から利用できる「エンタメフリー・オプション」に加入すれば、YouTubeやApple Musicなど対象のサービスをデータフリーで利用できます

SIMタイプ別の月額料金は以下のとおりです。

データ通信量 音声通話SIM SMS機能付きデータSIM データSIM
1GB 1,078円
3GB 1,320円 1,122円 990円
6GB 1,870円 1,727円 1,595円
12GB 3,740円 3,102円 2.970円
20GB 5,720円 5,082円 4,950円
30GB 8,195円 7,557円 7,425円

※金額は税込

音声通話SIMなら、エンタメフリー・オプションは月額308円(税込)。データSIMは1,078円(税込)なので、圧倒的にお得です。

2022年8月時点では、エンタメフリー・オプションの月額料金が6ヶ月無料になるキャンペーンが行われています。エンタメサービスを楽しみたい人におすすめの格安SIMです。

\オプション加入でYouTubeがデータフリー!/

※関連記事:BIGLOBEモバイルの最新キャンペーン

mineo

mineo

画像出典:mineo公式サイト

mineoは、格安SIMアワード2021下半期総合満足度最優秀賞を受賞した実績がある格安SIMです。以下4つの料金プランから選べます。

データ通信量 音声通話+データ通信SIM データ通信SIM
1GB 1,298円 880円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 1,925円

※金額は税込

オプションの「パケット放題 Plus」がおすすめです。月額385円(税込)で、無制限でデータ通信ができるようになります。10GB以上のプランなら当該オプションが無料です。

スマホ代を節約しつつ大容量で使いたい人は、mineoがぴったりです。

\10GB以上ならデータ通信量無制限オプションが無料!/

※関連記事:mineoモバイルの最新キャンペーン

IIJmio

IIJmio

画像出典:IIJmio公式サイト

IIJmioは、J.D. パワー 携帯電話サービス顧客満足度No.1<MVNO>を受賞した格安SIMです。老舗の格安SIMで、長年多くの人から愛され続けています。SIMタイプ別の料金プランは以下のとおりです。

SIMタイプ 音声 SMS データ eSIM
2GB 850円 820円 740円 440円
4GB 990円 970円 900円 660円
8GB 1,500円 1,470円 1,400円 1,100円
15GB 1,800円 1,780円 1,730円 1,430円
20GB 2,000円 1,980円 1,950円 1,650円

※金額は税込

IIJmioでは、端末にSIMカードの情報が内蔵されているeSIMを選べます。2GBプランが440円(税込)とコスパ抜群です。SIMカードの差し替えが不要で、端末が届いた瞬間から利用できます。

eSIMって何?

eSIMとは、iPhone内部にSIMカードの情報が内蔵されているSIMです。一般的なスマホと異なり、SIMカードの差し替えが必要ありません。

iPhone・Android合わせて、40種類以上の端末を取り扱っています。豊富な端末から選びたい人におすすめです。

\キャンペーン活用で月額料金がお得に!/

イオンモバイル

イオンモバイル

画像出典:イオンモバイル公式サイト

イオンモバイルは、オリコン顧客満足度調査で2年連続1位を獲得した格安SIMです。ほかの格安SIMと異なり、店舗でのサポートを受けられます。

料金プランは以下の3つ。プランごとにデータ通信量が細かく設定されています。スマホの使い方や家族構成によって、柔軟にプランを選べるのが魅力です。

プラン 音声 シェア データ
月額料金 780円〜 1,380円〜 480円〜
データ通信量 0.5〜50GB 1〜50GB 1〜50GB
おすすめな人 ひとりで使用 家族で使う インターネットのみ(通話しない)

※金額は税込

イオンモバイルのSIMフリー端末は、初期設定が完了した状態で購入できます。めんどうな設定を代行してくれるため、初めての格安SIMでも安心です。

\全国200店舗以上!充実したサポートで手軽に契約!/

※関連記事:イオンモバイルの最新キャンペーン

y.u mobile

y.u mobile

画像出典:y.u mobile公式サイト

y.u mobileは、リーズナブルな価格でリユースiPhoneを手に入れられる格安SIMです。端末はプロによる除菌・抗菌・クリーニング済み。バッテリーは新品に交換されているため、安心して使えます。

y.u mobileの料金プランは以下の3つです。動画視聴サービスのU-NEXTをお得に利用できるプランもあります。

プラン シングル シングル U-NEXT シェア U-NEXT
月額料金 1,070円 2,970円 4,170円
データ通信量 5GB 20GB 30GB
おすすめな人 1人で使用する U-NEXTも使いたい 2人でシェアしてU-NEXTを使いたい

※金額は税込

y.u mobileには保険料無料の補償サービスがついてきます。年間上限3万円までの修理費用が無料です。万が一に備えたい人はy.u mobileを検討しましょう。

\リユースiPhoneをリーズナブルな価格で手に入れられる!/

格安SIMのドコモ回線を比較

ドコモ回線が使える格安SIMを、以下3つの観点で比較しました。複数の観点で比較するのが、格安SIM選びに失敗しないポイントです。

  • 料金プラン
  • 通信速度
  • キャンペーン

料金プラン

格安SIMの料金プランは、SIMタイプによって異なります。格安SIMのSIMタイプは以下の3つです。

  • 音声通話SIM
  • データ通信+SMS SIM
  • データ通信SIM

音声通話SIM

大手キャリアのスマホと同じように通話機能がある音声通話SIM。ほとんどの格安SIMユーザーは音声通話SIMを選択する傾向にあります。2台目のスマホとして使用するなど全く電話をかけない場合を除き、音声通話SIMを選ぶのがおすすめです。

最安料金プランは以下のとおりです。

格安SIM 月額料金 データ通信量
楽天モバイル 実質0円
※2022年10月まで
1GBまで
OCNモバイルONE 550円 0.5GB
イオンモバイル 803円 0.5GB
IIJmio 850円 2GB
y.u mobile 1,070円 5GB
BIGLOBEモバイル 1,078円 1GB
mineo 1,298円 1GB

※金額は税込

OCNモバイルONEは、3GB以下のプランなら月額料金が1,000円未満。ほかの格安SIMよりコスパ良く利用できます。

データ通信+SMS SIM

データ通信とSMSを利用できるデータ通信+SMS SIM。SMSとは、電話番号を知っている相手とメッセージのやり取りができる機能です。通話はしないもののSMSで連絡する相手がいる場合に選びましょう

最安料金プランは以下のとおりです。

格安SIM 月額料金 データ通信量
IIJmio 820円 2GB
OCNモバイルONE 990円 3GB
BIGLOBEモバイル 1,122円 3GB
楽天モバイル
mineo
イオンモバイル
y.u mobile

※金額は税込

コスパで選ぶならIIJmioがおすすめです。YouTubeなどエンタメサービスを利用する頻度が多い場合は、BIGLOBEモバイルがぴったりでしょう。

データ通信SIM

インターネットの接続のみ可能なデータ通信SIM。YouTubeの視聴やSNSの閲覧など、インターネットの利用のみ行う場合におすすめのSIMです。通話やSMSはできないものの、月額料金が安くなります。

最安料金プランは以下のとおりです。

格安SIM 月額料金 データ通信量
イオンモバイル 528円 1GB
IIJmio 740円 2GB
OCNモバイルONE 858円 3GB
mineo 880円 1GB
BIGLOBEモバイル 990円 3GB
楽天モバイル
y.u mobile

※金額は税込

料金を安くするならイオンモバイルがおすすめです。ある程度データ通信量を確保したい場合は、OCNモバイルONEかBIGLOBEモバイルを選ぶと使い勝手が良いでしょう。

通信速度

みんなのネット回線速度によると、格安SIMの通信速度は以下のとおりです。

格安SIM 平均ダウンロード速度 平均アップロード速度
OCNモバイルONE 69.32Mbps 11.61Mbps
イオンモバイル 54.48Mbps 13.97Mbps
IIJmio 48.61Mbps 11.27Mbps
楽天モバイル 47.82Mbps 23.79Mbps
mineo 41.24Mbps 9.06Mbps
y.u mobile 39.23Mbps 10.75Mbps
BIGLOBEモバイル 14.05Mbps 7.78Mbps

※2022年8月時点

上記7社のうち、平均速度が速いのはOCNモバイルONEです。ドコモの子会社が提供する格安SIMということもあり、高速通信が期待できます。

ダウンロード・アップロード速度の違い

ダウンロード速度は受信にかかる速度です。速いほどYouTubeやSNSを快適に利用できます。一方でアップロード速度は、送信にかかる速度のこと。速いほどInstagramへの写真投稿などがスムーズです。

キャンペーン

2022年8月時点において、格安SIMで行われている代表的なキャンペーンを比較しました。

格安SIM キャンペーン
楽天モバイル 楽天ポイント還元
OCNモバイルONE 端末下取りで買い替えクーポンプレゼント
BIGLOBEモバイル エンタメフリー・オプション月額料金が6ヶ月無料
mineo かけ放題 最大1年間割引
IIJmio 他社からの乗り換えで端末割引
イオンモバイル WAONポイントプレゼント
y.u mobile 月額基本料金最大4ヶ月無料

上記以外にもさまざまなキャンペーンが行われています。期間限定のキャンペーンもあるので、小まめに公式サイトをチェックしましょう。

格安SIMのドコモ回線を選ぶポイント

格安SIMのドコモ回線を選ぶポイントは以下の4つです。すべてのポイントを抑えると、格安SIMに乗り換えてから後悔しないでしょう。

  • 1ヶ月あたりのデータ通信量
  • iPhone・Android端末の種類
  • 通信品質
  • ドコモの料金プランより安くなるか

1ヶ月あたりのデータ通信量

あなたが1ヶ月あたりに使用するデータ通信量を把握しましょう。毎月のデータ通信量によって、格安SIMのプランを決定します。

例えばInstagramの閲覧やLINEでのメッセージやり取りが大半なら、1ヶ月5GB程度で十分でしょう。一方でYouTubeを頻繁に見る場合は、20GB程度の容量は欲しいところ。

WiFiがない場所でスマホを使う頻度が多い人も、比較的容量が多い格安SIMを選ぶのがおすすめです。速度制限にかかりにくくなります。

データ通信量の確認方法

iPhoneは設定アプリの「モバイル通信」で確認できます。Androidは「ダッシュボード」や設定アプリから確認可能です。

iPhone・Android端末の種類

乗り換えもしくは新規で購入するiPhone・Android端末の種類をチェックしましょう。格安SIMによっては、端末の種類が少ない場合もあります

例えばOCNモバイルONEでは、2022年8月時点において最新機種のiPhone 13の取り扱いがあります。Android端末も豊富です。

一方でy.u mobileの場合、iPhone SE(第2世代)が最新で、iPhone 12や13シリーズは取り扱っていません。一昔前の機種かつ中古iPhoneだけを販売しているため、新品や最新機種が欲しい人、Androidユーザーには向いていないでしょう。

料金プランだけでなく、あなたが使いたいスマホを取り扱っているかも確認するのが大切です。

通信品質

格安SIMの通信品質を確認しましょう。格安SIMは大手キャリアの回線を借りている分、通信品質が悪くなりがちです。

特にドコモ回線は、全国的に利用者数が多いもの。昼時や夜間など回線が混雑する時間帯に繋がりにくくなります

通信品質を比較するときは、通信速度に注目してください。ドコモ回線が使える格安SIMのうち、以下3つは高速通信が期待できます。

  • OCNモバイルONE
  • イオンモバイル
  • IIJmio

ドコモの料金プランより安くなるか

ドコモの料金プランより格安SIMが安くなるかチェックしましょう。格安SIMはドコモより圧倒的に月額料金が安くなります。しかし料金プランによっては、ドコモより月額料金が高くなることも

例えばBIGLOBEモバイルです。30GBプランはドコモの5Gギガホプレミアより料金が高くなります。

キャリア ドコモ BIGLOBEモバイル
月額料金 7,315円 8,195円
データ通信量 無制限 30GB

※金額は税込

格安SIMの醍醐味は、大手キャリアに比べて月額料金が大幅に安くなること。今使っているスマホの料金プランとほぼ同じもしくは高くなれば、格安SIMへ乗り換えないほうがお得です。

ドコモ回線の格安SIMへ乗り換えるメリット

ドコモ回線の格安SIMへ乗り換えるメリットは以下の5つです。

  • 月額料金が安くなる
  • ドコモ端末はSIMロック解除不要
  • 通信エリアがドコモと同じ
  • 解約違約金不要
  • ドコモ回線対応の格安SIMが多い

月額料金が安くなる

格安SIMに乗り換えると、月額料金が安くなります。格安SIMはドコモの回線を借りてサービスを提供。通信設備の整備費などがかからない分、サービス料金が安くなる仕組みです。

例えばドコモの5Gギガホプレミアは月額7,315円(税込)。ドコモ光セット割など複数の割引を活用すれば、月額4,928円(税込)まで安くなります。しかし生活スタイルや家族構成を踏まえると、すべてのドコモユーザーが割引を適用できるとは限りません。

格安SIMによっては、月々のスマホ代が1,000円未満になることも。ドコモの月額料金に換算すると、約7ヶ月分です。スマホ料金が高いと感じている人こそ、格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。

ドコモ端末はSIMロック解除不要

ドコモ端末からドコモ回線の格安SIMへ乗り換える場合は、SIMロック解除が必要ありません。めんどうな手続き不要で格安SIMを使い始められます

SIMロック解除とは、端末を購入したキャリア以外の回線を利用するための手続きです。例えばドコモで購入したスマホでソフトバンク回線を使うケースが考えられます。

格安SIMは、同じ回線に乗り換えるならSIMロック解除が不要です。ドコモから格安SIMのSIMカードに差し替えるだけで、すぐ使い始められます。

通信エリアがドコモと同じ

ドコモ回線の格安SIMは、ドコモと同じ通信エリアです。LTEサービスの通信エリアは人口カバー率99%。日本全国で快適にスマホを使えます。

さらに5G通信を2024年3月までに人口カバー率90%を目指すと発表。ドコモ回線の5G通信エリアが広がれば、格安SIMの使い勝手も良くなるでしょう。大手キャリアより通信速度が遅いデメリットはあるものの、5Gを利用すれば高速通信が期待できます。

解約違約金不要

2021年10月から、ドコモの解約違約金が0円になりました。旧料金プランを含めてすべての契約が対象です。解約違約金ありのプランからなしのプランへ変更した際に発生する「解約金留保」も廃止されています。

かつては解約違約金がネックで、他のキャリアへ乗り換えるのが困難でした。しかし総務省が2019年10月に解約違約金の上限を1,100円に設定。ユーザーの利便性を考慮し、ドコモでは解約違約金を0円としています。

ドコモ回線対応の格安SIMが多い

ドコモ回線の格安SIMが多くあります。複数の格安SIMから自分に合ったものを選べるのが嬉しいポイントです。

auやソフトバンク回線の場合、格安SIMが限定されます。各回線に対応している格安SIMが少ないからです。スペックやキャンペーンが魅力的でも、選べない格安SIMがあります

ドコモ回線の格安SIMへ乗り換えるデメリット

格安SIMへ乗り換えるのはデメリットがあります。以下4つのデメリットを理解しておくと、格安SIMに乗り換えてから後悔しないでしょう。

  • 大手キャリアより通信速度が遅い
  • データ通信量に制限がある
  • キャリアメールが使えない
  • 店舗でのサポートはほとんどない

大手キャリアより通信速度が遅い

格安SIMは大手キャリアより通信速度が遅くなります。特に回線混雑時は、大手キャリアユーザーのほうが優先されるもの。格安SIMは回線を借りている立場だからです。

利用者が多い昼時や夜間は繋がりにくくなるでしょう。回線に繋がらないときはWiFiを活用するなど、工夫して使うのがポイントです。

データ通信量に制限がある

ほとんどの格安SIMには、1ヶ月で利用できるデータ通信量に上限があります。上限を超えると速度制限がかかるため、スムーズにスマホを使用できません。

月額料金が安いプランはデータ通信量も少なくなるので注意してください。例えばmineoの場合、データ通信量が上限を超えると当月末日まで200kbpsに制限されます。

200kbpsの特徴

TwitterやWebサイトなどテキスト中心のコンテンツは、比較的ストレスなく利用できるでしょう。しかしInstagramや画像ありのツイート、YouTubeなどの動画視聴をスムーズに行うのは困難です。

キャリアメールの使用は有料

格安SIMでキャリアメールを使う場合「メールアドレス持ち運びサービス」と呼ばれる有料サービスを使う必要があります。キャリアメールとは、以下のようにキャリア名が使われているメールアドレスです。

  • ドコモ:@docomo.ne.jp
  • au:@ezweb.ne.jp
  • ソフトバンク:@softbank.ne.jp

キャリア別におけるメールアドレス持ち運びサービスの料金は以下のとおりです。

キャリア 料金
ドコモ 330円/月
au 330円/月
ソフトバンク 3,300円/年
※2022円夏頃から330円/月で使えるようになる予定

※金額は税込

かつては格安SIMへ乗り換えると、キャリアメールを使用できませんでした。友人への連絡やECサイトのログイン情報変更など手間がかかっていたものです。

しかし2021年12月に大手キャリアがメールアドレス持ち運びサービスの提供を開始。有料ではあるものの、キャリアメールを使うかどうか自分で選べるようになったのは嬉しいポイントです。

店舗でのサポートはほとんどない

格安SIMは店舗でのサポートがありません。実店舗を持つ格安SIMが少なく、申込手続きはインターネット上で行われます

Webでの手続きが苦手な人にとっては不便でしょう。スタッフから直接説明を受けたい人もいるはず。

ただし店舗を持たないことで、月額料金を安く抑えられています。人件費などがかからないからです。

格安SIMの申込手続きは簡単です。格安SIMによってはチャットサポートもあるので、初めてでも安心して手続きを進められます。

どうしても店舗でサポートを受けたい人は、イオンモバイルを検討してみてください。イオンモバイルは、全国のイオンで申込手続きができます。

ドコモ回線の格安SIMがおすすめな人

ドコモ回線の格安SIMがおすすめな人は以下のとおりです。以下に1つでも当てはまれば、格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。

  • ドコモの端末を利用している
  • 月額料金を安くしたい
  • WiFiに接続することが多い
  • 普段からフリーメールを使用している

ドコモ端末を使用しているなら、ドコモ回線の格安SIMがおすすめです。めんどうなSIMロック解除手続き不要で格安SIMに乗り換えられます

格安SIMは月額料金が圧倒的に安くなります。月々1,000円未満でスマホを使えるプランも。スマホ代を節約できれば、趣味など好きなことにお金を使えるでしょう。

格安SIMにはデータ通信量に上限があります。しかしWiFiに接続する機会が多いなら、1GBプランでも十分です。キャリアメールを使うには有料サービスの利用が必要なので、Gmailなどフリーメールアドレスを使用しているなら問題ありません

ahamoへの乗り換えもおすすめ

格安SIMではなくahamoへの乗り換えもおすすめです。

ahamoは格安SIMより月額料金が高くなるものの、ドコモの料金プランより安く利用できます

ドコモの格安プラン

ahamoはドコモの格安プランです。格安SIMのようにドコモ回線を借りるのではありません。自社のドコモ回線を利用しているため、格安SIMより高速通信が期待できます。

auのUQモバイル、ソフトバンクのワイモバイルと異なり、ahamoはドコモのサブブランド・格安ブランドではありません。リーズナブルな価格で利用できる料金プランの1つと捉えましょう。

料金プランは1つ

ahamoの料金プランは以下の1つだけ。シンプルでわかりやすいのが魅力です。

月額料金 2,970円
データ通信量 20GB

※金額は税込

月額1,980円(税込)の大盛りオプションに加入すると、データ通信量が80GB増量されます。さらに月額料金をdカードGOLDで支払うと、データ通信量が5GBプレゼント。YouTubeなど動画をよく視聴する人におすすめです。

格安SIMは通信速度に不安がある人、データ通信量不足が心配な人にもahamoをおすすめできます。リーズナブルな価格でたっぷりデータ通信できるのが魅力です。

\リーズナブルな価格でドコモ回線の高速通信を使える!/

ドコモ回線の格安SIMへ乗り換える手順

ドコモの格安SIMへ乗り換える手順は以下のとおりです。

  1. 格安SIMを選ぶ
  2. SIMロック解除の必要性をチェック
  3. MNP予約番号を取得
  4. 格安SIMを契約
  5. 初期設定

大抵の場合、格安SIMの契約はWEB上で行われます。順番通りに進めれば、WEBでの手続きが苦手な人も簡単に進められるでしょう。

①格安SIMを選ぶ

まずはドコモ回線が使える格安SIMを選びましょう。月額料金やデータ通信量などを総合的に踏まえると、あなたにぴったりの格安SIMを選べます。

迷ったらOCNモバイルONEがおすすめです。ドコモ子会社のNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMで、高品質な通信が期待できます。

②SIMロック解除の必要性をチェック

続いてSIMロック解除の必要性をチェックします。以下いずれかによりSIMロック解除の必要性が異なるもの。あなたが当てはまるほうをチェックしてください。

  • 今使っている端末を使い続ける場合
  • 端末を新規契約する場合

今使っている端末を使い続ける場合

今使っている端末を使い続ける場合、以下の2パターンが考えられます。

  • ドコモ回線を使用中
  • ドコモ回線以外を使用中

ドコモ回線を使用している人はSIMロック解除不要です。③MNP予約番号を取得に進んでください。

一方でドコモ回線以外を使用している人は、SIMロック解除が必要なケースもあります。

まずは端末のOS別に、以下の方法でSIMロック解除済みかどうか確認してください。

iPhoneを使用中 Androidを使用中
  1. 設定アプリを開く
  2. 「一般」の「情報」をタップ
  3. ページ下部の「SIMロック」を確認
  4. 「SIMロックなし」と表示されている
  1. 設定アプリを開く
  2. 「デバイス情報」をタップ
  3. 「SIMカードステータス」をタップ
  4. 「許可されています」と表示されている

上記以外の文言が表示されている場合はSIMロック解除をしなければなりません。以下のキャリア名をタップし、SIMロック解除のやり方を確認しましょう。

楽天モバイルはSIMフリー端末なので、SIMロック解除がかかっていません。めんどうな手続き不要でau回線の格安SIMへ乗り換えられます。

SIMロック解除のやり方をチェックしたら③MNP予約番号を取得に進んでください。

端末を新規契約する場合

格安SIMで端末を新規契約する場合、SIMロック解除は不要です。ドコモ回線に適応した端末が販売されています。

iPhone・AndroidいずれもSIMロック解除は必要ありません。ドコモ以外のキャリア利用者でSIMロック解除がめんどうな人は、端末とSIMカードのセット商品を購入しましょう。

ドコモユーザーで新しい機種を使いたい人も、端末とSIMカードのセット契約がおすすめです。

端末を新規で購入する人やドコモユーザーは④格安SIM契約に進んでください。

③MNP予約番号を取得

ドコモ以外のキャリアユーザーで今のスマホを使い続ける場合は、MNP予約番号を取得しましょう。MNPとは、スマホの電話番号を変えずに格安SIMへ乗り換える制度です。MNP予約番号は各キャリアから取得します。

MNP予約番号の有効期限は、発行日を含めて15日間です。15日以内に格安SIMの申込手続きを済ませましょう。万が一有効期限を過ぎた場合は、同じ方法で再発行できます。

④格安SIM契約

格安SIM公式サイトにアクセスし、契約手続きを進めます。格安SIMごとの申込方法はほぼ同じです。まずは以下を準備しましょう。

  • クレジットカード
  • メールアドレス
  • 本人確認書類

基本的に画面の指示に従って進めればOK。手続き自体は難しくないので、WEBでの作業が苦手な人でも簡単に申し込めます。

格安SIMの申込手続きは以上で完了です。申し込みから1週間程度でSIMカード一式が届くでしょう。

⑤初期設定

今使っているスマホを使い続ける人は、格安SIMのSIMカードに交換しましょう。交換方法は、同封されている説明書に記載されています。

説明書を参考に、初期設定を行ってください。図解があるため、手順に沿って進めれば簡単に設定できます。

ドコモ回線のおすすめ格安SIMについてよくある質問

ドコモ回線のおすすめ格安SIMについてよくある質問と回答をまとめました。気になる疑問は事前に解消し、スムーズに格安SIMの契約手続きを進めましょう。

  • ドコモが格安SIMに参入したって本当?
  • eSIMが使えるドコモ回線の格安SIMは?
  • 5Gに繋がるドコモ回線の格安SIMは?

ドコモが格安SIMに参入したって本当?

ドコモ自体は格安SIMに参入していません。ただし全国のドコモショップで「エコノミーMVNO」の提供を行っています。

エコノミーMVNOとは、ドコモショップで以下2つの格安SIMを申し込めるサービスです。

  • OCNモバイルONE
  • TONEモバイル

店舗でのサポートを受けつつ格安SIMへ乗り換えたい人におすすめです。

eSIMが使えるドコモ回線の格安SIMは?

IIJmioはドコモ回線でeSIMが使える格安SIMです。月額440円(税込)から始められます。

5Gに繋がるドコモ回線の格安SIMは?

OCNモバイルONEやBIGLOBEモバイルなどで5G通信が利用できます。高速通信を体感したい人は、5G通信が使える格安SIMへの乗り換えがおすすめです。

ドコモ回線で格安SIMを利用しよう

ドコモ回線を利用できるおすすめの格安SIMは以下の7つです。料金プランやスペックなどを比較し、あなたに合った格安SIMを見つけましょう。

格安SIM 月額料金 データ通信量/月 特徴
楽天モバイル 実質0円〜
※2022年10月まで
1GB〜 最新の端末が豊富
OCNモバイルONE 550円〜 500MB〜 ドコモ回線通信品質3期連続総合1位
BIGLOBEモバイル 1,078円〜 1GB〜 エンタメフリー・オプションが魅力
mineo 880円〜 1GB〜 オプション加入でデータ通信量が無制限
IIJmio 440円〜 2GB〜 eSIM対応の老舗格安SIM
イオンモバイル 803円〜 0.5GB〜 オリコン顧客満足度調査2年連続1位
y.u mobile 1,070円〜 5GB リユースiPhoneで端末代が安い

※金額は税込

ドコモユーザーがドコモ回線の格安SIMに乗り換える場合、SIMロック解除をする必要がありません。めんどうな手続き不要で乗り換えられます。

通信エリアは今まで通り利用可能です。月額料金を安く抑えつつ、ドコモが繋がるエリアで格安SIMを使えます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次