iPhoneは毎年新型製品が登場することから、2022年も発売されることが期待されています。
また、人気機種なだけあって関心が高くどのような機能が付くのか予想するのが盛んで、秘密のベールが徐々にはがれてきているのも事実です。
一部では「発売日が2022年9月23日の金曜日になるのでは」と言われており、iPhoneファンや多くの方から期待されています。
この記事ではそんなiPhone14のスペックや発売日などの最新情報について紹介します。
iPhone14のリークされた最新情報一覧
これまでに判明しているiPhone14の仕様を一覧にまとめてみました。
なお、あくまで予測の範疇でしかなく確定情報ではありません。
機種 | iPhone14 | iPhone14 Max | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
AP | A15 (TSMC 5nm Plus) |
A15 (TSMC 5nm Plus) |
A16 (TSMC 4nm) |
A16 (TSMC 4nm) |
メモリ | LPDDR4X 6GB | LPDDR4X 6GB | LPDDR5 6GB | LPDDR5 6GB |
Storage | 128GB/256GB/512GB | 128GB/256GB/512GB | 256GB/512GB/1TB | 256GB/512GB/1TB |
カメラ (前) |
12MP | 12MP | 12MP | 12MP |
カメラ (後) |
12MP+12MP | 12MP+12MP | 48MP+12MP+12MP | 48MP+12MP+12MP |
iPhone14の価格はどれくらい?
iPhone14の価格はどれくらいになるのかの予想もされていたので紹介します。
iPhone14はエントリーモデルとして799ドルとの試算が出ており、iPhone13や12などと同じ価格設定であると言われています。
そのことから考えると、iPhone14 Proなどの価格は以下のようになる確率が高いようです。
なお2022年8月6日現在の為替レートで計算しており、1ドル135円35銭での試算となっています。
iPhone14機種 | 価格予想(米ドル) | 価格予想(日本円) |
iPhone14 | 799ドル | 108,145円 |
iPhone14 Max | 899ドル | 121,670円 |
iPhone14 Pro | 1,099ドル | 148,750円 |
iPhone14 Pro Max | 1,199ドル | 162,285円 |
iPhone13が登場した2021年当時は1ドル約111円の為替レートであったため、iPhone13の価格は799ドル・98,800円でした。
このまま円安が続くと実質iPhone14で10,000円程度、iPhone14Proでは25,000円、Pro Maxに至っては30,000円程度の値上げになります。
これはとても大きな懸念点であり、iPhone14の購入をやめてしまう要因にもなりえますね。
発売時期の為替レートによって値段は変動するうえ、あくまでも予測となっていますので参考程度に確認しておきましょう。
iPhone14 miniは販売されない?
iPhone14にはminiのかわりに、大型ディスプレイを採用したiPhone14 Maxのリリースが予想されています。
これはiPhone12 miniの販売実績が不振に終わったことを受けているようです。
miniの設定がない代わりに、エントリーグレードとProモデルにそれぞれ、スタンダードタイプとMaxタイプを用意されるのではということですね。
iPhone14 Maxという名称は仮名で、製品として販売されるときはiPhone14 Plusという名称になるのではと言われています。
この名称で登場すると、iPhone8 Plus以来5年ぶりの再登場となるでしょう。
Maxモデルと呼ばれる大型ディスプレイのエントリーモデルが登場することで、miniタイプがなくなる予想となっています。
そのため、小さめの端末を利用したい方はiPhone13 miniなどを選ぶと良いでしょう。
なおiPhone13 miniの購入は、iPhone14の製品発表があってから検討してくださいね。
miniが出ないという予想であって、発表会で予想が覆って発売される可能性がありますから、早とちりしない方が良いでしょう。
iPhone14の発売日の予測
iPhone14の発売日は例年通りであれば、2022年9月23日の金曜日になるのではと予測されています。
その場合、Appleの新製品発表日は2022年9月13日の火曜日、予約開始日は2022年9月16日の金曜日になるのが濃厚のようです。
- 新製品発表:9月13日火曜日
- 予約開始日:9月16日金曜日
- 発売開始日:9月23日金曜日
iPhone14のスペックについて
2022年8月現在、リークによって分かっているiPhone14の性能を紹介します。
iPhone14にA16 Bionicが搭載される?
iPhone14のPro、Pro Maxには最新のARMチップであるA16 Bionicの搭載が噂されています。
A16はA15と比較して25~30%程度のグラフィック性能の向上が想定できるとしており、これまで以上の美麗なグラフィック表示が期待されています。
ただし製造プロセスはA15チップと同工程(TSMC改造型5nmプロセス)となっているため、トランジスタ数の増加や消費電力低減は期待できないそうです。
これらの性能が向上するのは、TSMCの3nmプロセスでAppleシリコンが製造できるようになるのを待ってのこととなる見込みです。
なおA16Bionicは、iPhone14 Pro・Pro Maxに搭載される見込みで、iPhone14、iPhone14 Maxには従来品同様のA15Bionicの搭載になると予想されています。
メモリはiPhone13より増えるのか
iPhone13のメモリは4GBでしたが、iPhone14ではすべての機種で6GBに増設されると言われています。
これまでの機種では動作に時間がかかっていたものも、幾分か改善される可能性があります。
ストレージ容量の設定
ストレージ容量は以下のようになると予測されています。
機種 | ストレージ容量 |
iPhone14 | 128GB / 256GB / 512GB |
iPhone14 Max | 128GB / 256GB / 512GB |
iPhone14 Pro | 256GB / 512GB / 1TB |
iPhone14 Pro Max | 256GB / 512GB / 1TB |
一部では、iPhone14の最小ストレージに64GBの設定が復活するのではと言われていますが、iPhone13で廃止されたことを考えると可能性は低いでしょう。
低容量でも良いから少しでも安価な最新iPhoneを購入したい方にとっては良い情報ですね。
また、2TBの大容量ストレージタイプが追加されるのではとの予想も出ています。
iPhone13で1TBストレージが追加されたときの反響が良かったため、大いにあり得るでしょう。
SIMカードやeSIMの設定
通信するのに必要なSIMカードですが従来の製品同様、物理SIMカードを挿入して通信するタイプのiPhone14と、eSIMのみのモデルが登場するのではと予測されています。
選択の幅が広がるため魅力的な内容ですが、eSIMが選択できるのは一部の地域だけなのではという試算があります。
iPhone14の生体認証について
iPhone14の生体認証について解説します。
顔認証・Face IDは引き続き搭載
iPhone14では顔認証システムのFace IDは、これまでの機種同様に引き続き搭載される見込みです。
顔認証システムでは最新のiOSを搭載している端末ではマスクを着用した状態での開錠が可能になっています。
新しいiPhoneやiOSが登場するたびに進化していますので、iPhone14ではどんな動作が追加されるのか楽しみですね。
指紋認証・Touch IDには対応するのか
Touch IDが復活する可能性についても情報が出ており、指紋認証が再搭載されると言われています。
iPhone9~13に至る製品では、指紋認証であるTouch IDが搭載されておらず、Face IDのみでの開錠が必要でした。
暗がりやマスクなどを付けているときはパスコードを入力しないといけない場面が多く、Touch IDの復活を求める声が少なくありません。
そのためTouch IDの復活は期待値が高く、高確率で実装されるのではと言われているのです。
しかし一方では、ディスプレイでの指紋認証ができるシステムの開発が遅れており、iPhone14には搭載されないだろうと予測している方もいます。
実際にiPhone13のリーク情報などでも言われていましたが、実装されることはありませんでした。
Touch IDが搭載されれば利便性の向上が期待できますが、搭載されない可能性もあります。
いずれにしてもAppleの新製品発表を待つほかなさそうですね。
iPhone14のデザインやカラーについて
iPhone14のデザインについてわかっていることを紹介します。
iPhone14の大きさはどれくらいか
iPhone14の縦横サイズは、iPhone13と同程度の大きさになることが予想されています。
これはディスプレイサイズの予想が以下のようになっているためです。
機種 | ディスプレイサイズ |
iPhone14 | 6.1インチ |
iPhone14 Max | 6.7インチ |
iPhone14 Pro | 6.1インチ |
iPhone14 Pro Max | 6.7インチ |
iPhone13で採用されていたディスプレイサイズと同じ構成になっていることがわかりますね。
また、カメラと背面のフラット化に影響されてか従来品に比べて厚みが増すのではないかと言われています。
なお、Pro・Pro Maxについてはチタン素材の採用で軽量化されると予想されていますので、ハイエンドタイプは軽くなるでしょう。
これまでよりも丸みを帯びたデザインに
今までに販売されてきたiPhoneと比べると、iPhone14は丸みを帯びたデザインになるのではないかと言われています。
従来品の外観は角ばったエッジが出ていたためにデザイン性が高い反面、持ったときの手触りに違和感を覚えた方もいるのではないでしょうか。
この予想では持ちやすさが改善され、iPhoneを扱ったことのない方が製品を選びやすくなるとも言えますね。
ただしデザイン重視で使っていた方にとってはマイナスポイントとなりそうです。
今までで一番美しいと言われたiPhone4に近くなる?
丸みを帯びたデザインに一新されるという意見がある一方で、iPhone史上一番美しいと言われていたiPhone4に近い見た目になるという見方もあります。
iPhone4はフラットな背面にエッジの効いた角ばったデザインで人気となり、iPhone史上一番美しいと言われた製品です。
iPhone14では後述するカメラのフラット化がされる見込みで、これまで不格好だった背面カメラの出っ張りが解消されます。
それに加えて、これまで通りのエッジを効かせて角ばった媒体でリリースされるのでは、と噂されています。
以上のことから、iPhone4に似たデザインで出るのではないかと言われているのです。
カメラの機能向上で背面がフラット化
カメラの機能向上などにより従来品以上の省スペース化が可能となったため、背面カメラの凹凸がなくなりフラット化されるのではないかと予想されています。
フラット化によって、先ほど紹介したiPhone4のデザインに近くなるのではと予測されているのです。
デザイン性が向上する以外にも、ポケットなどに入れるときや取り出すときに引っかかりがなくなるため取り回しが簡単になるのも大きな魅力でしょう。
従来品より軽量化されるとの噂も
iPhone14 Pro・Pro Maxにはチタン素材が採用されるのではとの見方があり、本体重量の軽量化が期待されています。
軽量化されることで取り回しが良くなり、落下リスクの軽減につながりますので、ハイエンドを利用しているユーザーにとっては嬉しい情報です。
ただしiPhone14、iPhone14 Maxモデルでは使われている素材が従来品と変わらないため、Maxモデルに至っては加重される可能性があります。
ターコイズブルーやローズゴールドが追加される?
カラーについては、性能などと違い予測が難しいジャンルではあります。
さまざまなカラーが追加されるとの予想にあふれていますが、実際には従来品のカラーリングに加えて1、2色程度の追加となるでしょう。
噂されているカラーリングは以下のようになっています。
この中から選択される可能性もあれば、全く予想されていないカラーが設定される可能性もあります。
過度に期待しないようにしておきましょう。
- ターコイズブルー
- ローズゴールド
- パープル
- ミッドナイト
- スターライト
- オレンジ
- レッド
- スカイブルー
- グラファイト
- シルバー
- ゴールド
- ダークパープル
iPhone14のカメラ性能
iPhoneを購入する大きな決め手となるカメラについて紹介します。
カメラは横並びの2眼構成になる可能性
一部のユーザーからは、カメラは2眼構成の横並びになるのではないか、との憶測があります。
iPhone12では縦、iPhone13では斜めの配置でしたから、横並びになる確率も十分あり得ます。
センサーなどの観点から、斜め配置の確立が一番高いと考えていますが、横並びも十分あり得るでしょう。
iPhone14 Pro・Pro Maxカメラは4800万画素に向上
iPhone14 Pro・Pro Maxに搭載されるとみられている3つのカメラのうち1つが4800万画素になるのではないか、という意見があります。
従来品のProモデルシリーズを確認すると、超広角、広角、遠望の3眼が搭載されていますので、これは可能性が低いかもしれません。
また、一眼レフカメラなどのカメラでも2000万~3000万程度となっているため、4800万画素の小型カメラを内蔵するのは難しいのではないかと考えます。
一方3つのカメラの合計画素数が4800万画素になるのではないか、と言っている方もいます。
この場合だと、1眼あたり1600万画素とあり得ない数字ではないことがわかりますね。
カメラの性能についても、画素数が高い方が写真を撮る楽しみがより大きく感じられ、鮮明な写真を撮影できるため4800万画素がとても嬉しい性能です。
しかし一眼レフなどのカメラと比較したところ可能性は限りなく低いような気がしますね。
いずれにしても、iPhone14の発表が待ち遠しいです。
iPhone14のディスプレイ
iPhone14のディスプレイサイズは、iPhone13と同程度になるだろうと考えられており、以下のように予想されています。
機種 | ディスプレイサイズ |
iPhone14 | 6.1インチ |
iPhone14 Max | 6.7インチ |
iPhone14 Pro | 6.1インチ |
iPhone14 Pro Max | 6.7インチ |
パンチホールデザインでディスプレイ領域拡大か
ディスプレイサイズに変更はないと予想されていますが、パンチホールデザインの採用によりディスプレイの表示領域が拡大するのでは、と言われています。
パンチホールデザインとは、フロントカメラレンズ以外の部分をすべてディスプレイにしたもので、表示領域が格段に向上するものです。
iPhone14にもこのデザインを導入することで、インチサイズを変えずに表示領域を拡大することができるため採用されると実質的なディスプレイサイズの拡大ができます。
以上のことから、パンチホールデザインの採用が有力視されています。
5G通信に対応しているのか
iPhone14はミリ波通信、いわゆる5G通信に対応することが予想されています。
通信技術の発達や需要の高まりから、高速データ通信ができる5G通信に対応する機種が増えている中、iPhone14にも機能を持たせるのではと期待されています。
5G通信はまだまだ一部の地域でしか利用できませんが、4G LTEが全国に普及したことを考えると、これから数年のあいだに充実することは間違いありません。
また、iPhone12、13、SE第3世代が5G通信に対応しているため、iPhone14に5G通信能力を持たせるのは確実と言ってよいでしょう。
バッテリー性能や充電・USBポートについて
バッテリー性能や充電システム、USBポートについての情報を紹介します。
iPhone14にUSB TypeCが搭載される?
iPhone14 Pro・Pro MaxにUSB Type-Cが採用されるのではと予測されています。
リークされているものの中に、ライトニングケーブルでは対応できない速度でMacへのファイル転送数値の記載があったことを根拠にしているようです。
昨今の動画ファイルや画像ファイルは、高画質化によってサイズが大きくなりがちなため、高速通信できるUSB Type-Cを採用することでストレスを軽減できます。
従来のiPhoneはライトニングケーブルで通信を行なっていましたが、大容量ファイルの送受信には時間がかかっていました。
これを解消するためにUSB Type-Cの採用は大いにあり得るでしょう。
iPhone13に比べて連続使用時間が長くなる見込み
iPhone14は、CPUの性能向上により従来品と比較してバッテリーの持ちが良くなると試算されています。
これはA16 Bionicチップの機能向上によるもので、駆動に必要な電力を省電力化することで実現されるのではと言われているようです。
一方では、A16 BionicはiPhone13に搭載されているA15チップと製造プロセスが同工程(TSMC改造型5nmプロセス)で作られています。
そのため、トランジスタ数の増加や消費電力低減は期待できないという見方もあります。
これらの性能が向上するのは、TSMCの3nmプロセスでAppleシリコンが製造できるようになるのを待って搭載される見込みです。
そのため、iPhone14はバッテリー性能がiPhone13と変わらないのでは、という意見もあります。
iPhone14は待つべき?
iPhone14についてリーク情報をもとに解説してきましたが、iPhone14の発売まで待つ方がよいのでしょうか。
従来品を購入せず、iPhone14の発売を待った方が良い方は以下のような人が当てはまるでしょう。
- iPhone12以前の古い機種を使っていて機種変更を考えている
- iPhoneの熱烈なファン
- 常に新しいiPhoneを使いたい人
また、確定情報ではありませんし否定的な意見もありますが、Touch IDの復活やUSB Type-Cの採用による高速データ転送などの搭載も期待されています。
上記に限らず、iPhoneを利用している方は9月に開催されるであろう製品発表を待ってから購入するのがおすすめですよ。
知恵袋を見たところ
新しいiPhoneを待つべきなのかとYahoo!知恵袋で検索したところ、iPhone14は待たずに従来品を購入するのが良いという意見もありました。
実際のところリーク情報はあくまでも予想の範疇でしかありませんし、質問がされた当時はiPhone13が出たばかりのタイミングでしたので、こちらの回答は的を射ています。
しかし製品発表や予約、発売開始を翌月に控えた2022年8月現在ではこの限りではありません。
製品のお披露目が目前に差し迫っていますので、従来品を購入するよりも製品発表を待ってからどちらを購入するか検討する方が良いでしょう。
早とちりして従来品を買ったところ、思いのほかリーク情報が当たっており後悔してしまう可能性がありますからね。
iPhone14の基本情報についてのまとめ
この記事ではiPhone14の機能などについて、2022年8月現在噂されている内容をまとめて紹介しました。
期待されている部分について改めて簡単にまとめますので再度確認しておきましょう。
- miniが廃止されiPhone14 Maxが新ラインナップに加わる
- パンチホールデザインの採用
- チタン素材採用で軽量化
- iPhone4に近い美しいデザインになる
- 生体認証にTouch IDが採用される
- A16 Bionicが採用される
- CPUの性能向上による省電力化で連続使用時間が延びる
- USB Type-Cが搭載
- 新カラーが登場する
- カメラの画素数が4800万画素になる
- 背面カメラがフラット化される
- 5G通信に対応する
ただし確定情報ではなくあくまでも予想ですので、こんなうわさがあるという認識にとどめておきましょう。
いずれにしても、9月に開催されるであろう製品発表を視聴してから、iPhone14を買うかどうか検討するのがおすすめです。