ポケット型wifiとは?光回線との違いやおすすめのレンタル業者も解説!

ポケット型wifiとは?光回線との違いやおすすめのレンタル業者も解説!

「カフェのフリーWi-Fiが遅すぎるから、自分専用のWi-Fiが欲しい」

「Wi-Fi環境がない場所で作業をしたり、クライアント先でWEBページを見ながら打ち合わせをしたい」

そんなときに役立つポケット型wi-Fiですが、自宅のWi-Fiとどう違うのかイマイチピンと来ない方も多いのではないでしょうか?

この記事ではポケット型wi-Fiをはじめて知った方のために自宅のWi-Fiとの違いを初め、メリットやデメリット、おすすめの業者も合わせて解説しています。

【この記事をまとめた内容を先にチェック!】

  • ポケット型wi-Fiとは自宅以外にも持ち運び可能なポータブルのWi-Fi
  • 自宅の光回線と違い、通信速度は少し遅く、使いすぎると速度制限がかかる事も
  • データ量をポケット型wi-Fiにまとめてスマホ代を節約することができる
  • ポケット型wi-Fiの通信速度が気になる方は、レンタルで試してみるのがおすすめ

本記事を最後まで読むことで、ポケット型wi-Fiの用途や利用する際の注意点も知ることができますので、ネット環境でお悩みの方はぜひ参考にしていただければと思います。

目次

今更聞けない!ポケット型wifiとは?

ポケット型wi-Fiと聞くと「家のWi-Fiを持ち運べるの?」「家のWi-Fiと何が違うの?」と、ご自宅のWi-Fiとの違いが明確にわからない方も少なくありません。

1番の大きな違いは、自宅のWi-Fiは光回線を利用しており、基本的に家の中でしか利用できませんがポケット型wi-Fiは自宅だけではなく、外出時にも利用できる持ち運び可能なWi-Fiといった違いがあります。

ポケット型wi-Fiの大きさは、上記の写真のようにスマートフォンの半分くらいの大きさでポケットに入れても持ち運べるサイズ感になっています。

持ち運べるように充電式となっていて、フル充電すれば10時間程連続で利用可能です。

リモートワークなど至急、自宅で使えるインターネットが欲しくなった場合にも、ポケット型wi-Fiが最適です。

自宅で仕事がしづらければ、パソコンとポケット型wi-Fiをカフェに持っていき仕事をするといったこともできます。

持ち運びができる代わりに自宅のWi-Fiより通信速度が遅いといった欠点があります。

その他にも、ポケット型wi-Fiと自宅で利用するWi-Fiには回線の違いや仕組み、データ量の制限など色々な違いがありますのでこの後、ご紹介いたします

ポケット型wi-Fiと自宅にある光回線の仕組みや違いは?

ポケット型wi-Fiと自宅のWi-Fiの違いについて、もう少し詳しく解説します。

利用回線 工事の必要 通信速度 データ量制限
ポケット型wi-Fi モバイル回線 なし 30~40Mbps 7GB~無制限
自宅のWi-Fi 光回線 あり 10Gbps 無制限

ポケット型wi-Fiで使われている回線は、モバイル回線の4G LTEまたはWiMAXを使用したWi-Fiです。

一方、自宅のWi-Fiは光回線を使っているため、上記の表のように通信速度に大きな違いがあります。

また光回線の場合、利用する前に工事が必要ですが、ポケット型wi-Fiは工事が一切不要なのでルーターさえ届けばすぐに利用できるのが特徴です。

ただし、ポケット型wi-Fiは自宅で使える光回線のWi-Fiと異なり、一定のデータ量を使うと速度制限がかかる仕組みとなっています。

そのため、1GBを超える大量のデータをいくつもダウンロードしたり、FPSなどの通信速度が求められるオンラインゲームをする方ならポケット型wi-Fiより光回線がお勧めです。

ポケット型wi-Fiってどんな人におすすめ?

ポケット型wi-Fiと自宅のWi-Fiの違いはわかりましたが、ポケット型wi-Fiはどういう人に向いているのでしょうか?

ポケット型wi-Fiがおすすめなのは次のような方です。

  • 会議や打ち合わせなど外出先でパソコンを使う事が多い方
  • 図書館やカフェなどのフリーWi-Fiで速度やセキュリティが気になる方
  • 端末の同期でWi-Fiのデータ通信が必要な仕事をしている方

    会議や打ち合わせなど外出先でパソコンを使う事が多い方

    仕事で外出する機会の多い営業マンや仕事柄、出張の多い方の場合、外出先で仕事をすることや資料を閲覧するためにインターネットを利用することもあります。

    インターネットを利用するなら公共施設やカフェなどでフリーWi-Fiを利用することもできますが、必ずしもフリーWi-Fiを利用できるとは限りません

    そうした時こそ、ポケット型wi-Fiの出番です。

    飛行機や新幹線の移動中や Wi-Fi環境がないお取引先でも、気にせずインターネットに接続して円滑に仕事を進めることができます。

    図書館やカフェなどのフリーWi-Fiで速度やセキュリティが気になる方

    フリーWi-Fiがあれば十分とお考えの方が少ないかと思いますが、フリーWi-Fiにも弱点もあります。

    それは通信速度とセキュリティの問題です。

    公共の場で提供されるフリーWi-Fiは通信速度が遅いことも多く、一度に大量のデータを送信する方、動画などの重いファイルをやり取りする方にはおすすめできません。

    またフリーWi-Fiは自由に利用できる分、セキュリティが甘く、会社の機密情報などを盗み見られてしまうリスクがつきまといます。

    その点、ポケット型wi-Fiはパスワードによる保護もされており、通信速度も安定しているためセキュリティ面の不安を抱かずに利用することができます。

    端末の同期でWi-Fiのデータ通信が必要な仕事をしている方

    Wi-Fiのデータ通信を使って機器を同期させながら仕事をする方もいます。

    一例を挙げるとカメラマンのお仕事もその1つに当てはまります。

    パソコンとカメラを同期する際にWi-Fiを使い、撮影データをカメラではなくパソコンで確認することがあります。

    特にカメラマンの場合は、撮影を自宅で行うことがほぼないので、外出先で Wi-Fiが必要になることが多いです。

    そのためポケット型wi-Fiを持っていれば、撮影データをすぐにパソコンと同期させ、依頼者が確認できるようになるため非常に便利なアイテムになります

    ポケット型wi-Fiを使うメリットは5つ

    ポケット型wi-Fiを利用することで、どのようなメリットがあるのか気になるかと思います。

    ポケット型wi-Fiには持ち運びできるだけでなく、色々なメリットがあるので紹介します。

    • 回線工事がいらず、即日利用できる
    • 自宅以外の外出先でも利用可能
    • フリーWi-Fiより速度が速くセキュリティー面も安心
    • 1日だけレンタルを行っている場所もある
    • スマホ料金を抑えたい人にも最適

    回線工事がいらず、即日利用できる

    ポケット型wi-Fiは光回線のような回線工事が必要ありません。

    そのため最短だと契約翌日、ルーターが届き次第、すぐにインターネットを利用することができます

    光回線の場合、工事やルーターの準備などで最低でも10日前後掛かってしまうことが多く、すぐに利用したい方には向いていません。

    ポケット型wi-Fiは簡単な設定をするだけで、すぐにWi-Fiを利用できるので機械が苦手な方でも使いやすい点もメリットです。

    自宅以外の外出先でも利用可能

    ポケット型wi-Fiはスマホと同じモバイル用回線を使っているので、主要都市だけではなく日本の各エリアにて利用できるのが特徴です。

    利用できるエリアは屋内・屋外問わず広い範囲なので、快適にインターネットを利用できます

    エリアに関しては、ご契約する会社によって異なるので契約前に確認しておきましょう。

    携帯電話と同様でエリア内によっては通信状況の良くないところもありますが、端末によっては海外でもWi-Fiを利用できるので各自の用途に応じて選ぶことができます。

    フリーWi-Fiより速度が速くセキュリティー面も安心

    駅や図書館など公共施設内では、フリーWi-Fiを利用することもできます。

    しかしフリーWi-Fiは誰でも利用できる分、セキュリティ対策が甘く、Wi-Fiの利用者が多いと混雑するため回線が安定しないこともあります。

    一方のポケット型wi-Fiは自分だけが利用できるルーターなので、フリーWi-Fiのような混雑はなく、セキュリティ対策もされているため安心です。

    1日だけレンタルを行っている場所もある

    ポケット型wi-Fiならではの特徴として、1日だけの短期でも可能なレンタル会社もあります。

    自宅の環境で電波が安定して受け取れるか確認したり、数日の出張時だけ利用したいといった方など様々なケースで利用できます。

    レンタルプランは1日だけでなく、1週間、1か月など幅広く用意されているので、各自の状況に応じて選べる点も嬉しいポイントの1つです。

    スマホ料金を抑えたい人にも最適

    ポケット型wi-Fiを提供している企業には、企業指定のスマートフォンとの同時契約によりスマートフォンの料金が割引されるシステムを採用しているところもあります。

    安い業者を選ぶことでスマートフォンのデータプランを安く抑え、その分ポケット型wi-Fiでデータ通信を行うことで毎月の通信費用を抑えることができます。

    大手キャリアドコモの場合、スマートフォンの料金を安く抑えようとギガライトプランを選ぶ方も少なくありません。

    しかしギガライトはステップ式に料金が上がり、データ通信量が5GBを超えると月額6,765円の支払いになってしまいます。

    さらに7GBを超えて利用するには、データ通信量を都度購入するか、月額7,315円のギガホプレミアにプラン変更するしかありません。

    これは他の大手キャリアでもほぼ同じ構造になっています。

    このようにステップ式で結局毎月のデータ通信量が多くなってしまう方ほどポケット型wi-Fiを利用することで、コストを安く抑えることができます

    ポケット型wi-Fiを使うデメリットは3つ

    ポケット型wi-Fiが使いやすいなら、ご自宅のネット環境もすべてポケット型wi-Fiにしてしまった方が良いのではと考える方もいるかと思います。

    メリットの多いポケット型wi-Fiですが、実は家庭のWi-Fiとは違ったデメリットもあります。

    ポケット型wi-Fiを使う際のデメリット

    • データ量無制限で使える業者がない
    • ほとんどの業者で2年~3年の契約縛りがある
    • 建物や場所によっては通信速度が遅い

      データ通信量が無制限の業者がない

      ポケット型wi-Fiには、データ通信量無制限の業者は存在しないのが現実です。

      実質無制限で使い放題としている業者もありますが、「3日間で10GB以上」の通信量でデータ制限に掛かるなど何らかの制限が設けられています。

      そのため、ご自宅のネット環境も全てポケット型wi-Fiに乗り換えてしまうと速度制限にかかってしまう頻度が多くなってしまう場合があります。

      また、終日Netflexを見たり、パソコンゲームをしている方などは3日で10GB以上使っている可能性が高いので、注意が必要です。

      ほとんどの業者で2年~3年の契約縛りがある

      ポケット型wi-Fiにもスマートフォンと同様で契約期間の縛りが存在します。

      契約期間の縛りは、どの業者でもあってもほぼ同じように2年~3年の縛りがあり、更新月以外の解約には高い違約金が発生します。

      長期で利用するなら問題ありませんが、短期間の利用を考えている場合は、レンタルの方がお得なケースもあることを覚えておきましょう。

      建物や場所によっては通信速度が遅い

      ポケット型wi-Fiはサービスエリアであっても、4G LTEやWiMAXの通信状況が悪いことがあります。

      モバイル回線なので、山間部や電子機器の多い場所、コンクリートの建物などでは特に通信状態が不安定になりやすい傾向があります

      基準として、スマホの電波が悪い場所は特に弱くなりやすいので注意が必要です。

      ビルに入っているカフェなどでポケット型wi-Fiを使う場合は、なるべく窓際の席を利用することで電波の低減を防ぐことができます。

      2022年最新|料金で比較したポケット型wi-Fiのおすすめ業者ランキング

      ここではポケット型wi-Fiで知られている有名な業者を厳選し、月額料金の安い順に紹介しています。

      それぞれ料金、データ容量、契約期間を一覧で見やすくまとめた後、各サービス内容について個別で解説していますのでポケット型wi-Fi選びの参考にしてくみてださい。

      サービス名 月額料金 データ容量 契約縛り期間
      楽天WiFi Pocket 0~3,278円 実質無制限 縛りなし
      MUGEN WiFi 3,718円 100GB/月 2年
      THE WiFi 3,828円 100GB/月 2年
      Y!mobile 4,065円 7GB/月 縛りなし
      UQWiMAX 4,268円 実質無制限 2年
      au 4,721円 実質無制限 2年
      docomo 3,278~6,578円 7GBまたは60GB 2年

      この後、それぞれの業者の詳細と特徴についても見ていきましょう。

      楽天WiFi Pocket

      料金 0円~3,278円/月
      最低契約期間(縛り) 縛りなし
      利用回線 楽天回線、au回線
      最大速度 150Mbps
      データ容量上限 実質無制限(楽天エリアのみ)

      楽天Wi-Fi Pocketはプランが1つのみですが、スマートフォンと同様にステップ式の料金になっています。

      1GBまでは0円で、そこから3GB、20GB、20GB以上と段階式に金額は上がります。

      20GB以上はいくらつかっても、税込み3,278円なのでスマートフォンの使い放題プランと比べると、とても安い料金設定になっています。

      また楽天エリアでは、データ通信無制限なので、楽天エリアで利用する方にはおすすめです。

      楽天エリアとは?
      楽天モバイルの4G LTEが利用できるエリアのことで、東京・名古屋・大阪などの大都市圏を中心に他のエリアでも順次拡大中です。

      詳しいエリアが気になる方は楽天モバイル公式サイトからチェックしてみてください。

      また楽天モバイルは契約年数の縛りがなく、端末とプランの同時申し込みで楽天ポイントが付くため、実質無料で本体を購入できる魅力的な条件が揃っています。

      端末代金実質無料キャンペーン

      • Rakuten wifi Pocket 2Bを購入する際、「Rakuten wifi Pocket 2 本体価格1円キャンペーン」を適用すると、端末代金が1円になる
      • 同時に「Rakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典」で5,000ポイントプレゼントキャンペーンを適用すると、5,000ポイント分の楽天ポイントが付与される

      ただし注意したい点もあります。

      速度制限に掛からないのは楽天エリアだけで、auエリアになれば自動で切り替えられるのですが、切り替えられたのか確認する方法がないところはデメリットとしてあります。

      楽天エリア以外だと5GBまでは速度制限がかかりませんがエリア移動する際には注意しましょう。

      MUGEN WiFi

       

      料金 3,718円/月
      最低契約期間(縛り) 2年
      利用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
      最大速度 150Mbps
      データ容量上限 100GB/月

      MUGEN Wi-FiはクラウドSIMを採用しており、サーバーでSIMを管理してその時の場所や混雑状況に応じて回線を接続するシステムです。

      大手の3キャリアの回線を使い分けるので、日本のほとんどのエリアで繋がる点はメリットです。

      MUGEN Wi-Fiでは縛りなしのプランも存在し、いつ解約しても事務手数料が1,100円で解約できるプランもあります。

      一時的に利用したいとお考えの方にもおすすめです。

      また2年間の使用で最大1万円のキャッシュバックがあるキャンペーンも行っています。

      最大1万円キャッシュバックキャンペーン

      • 利用から14か月目と23か月目に送られる案内に従って手続きを行うと、それぞれ5000円のキャッシュバックが受けられる

      MUGEN Wi-Fiを利用してみたいと考えた方は、1,100円で30日間20GBまで利用できるお試しサービスもあります。

      30日以内に端末の返送が必要ですが、MUGEN Wi-Fiを試すには十分な期間になってます。

      下記からすぐチェックできますので気になる方は見てみて下さい。

      THE WiFi

      料金 3,828円/月
      最低契約期間(縛り) 24か月
      利用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
      最大速度 150Mbps
      データ容量上限 100GB/月

      THE WiFiには、3,828円で月100GBまで利用できる「THEWiFi100GB」のプランと、利用した通信量に応じて金額が変動する「THEWiFi FiT」の2つのプランがあります。

      どちらもご自身の利用状況に応じて選べば良いですが、THEWiFi100GBには4か月間0円キャンペーンと30日間お試しキャンペーンがついてくるのでお得に利用したい方にはおすすめです。

      4か月0円キャンペーンと30日間お試しキャンペーン

      • THEWiFi100GBプランを契約すると契約から4か月間月額料金0円で利用できる
      • 30日間無料でお試しが可能で、契約しなくても料金は発生しない

      THE WiFiはポケット型wi-Fiの業界では比較的新しいサービスですが、クラウドSIMという大手3キャリアを状況に応じて使いわける便利さだけでなく、5Gにも対応する予定を発表しています。

      さらに24か月以上利用している方の場合は、5G回線手数料を0円にすることも発表しており、キャンペーンの豊富さも魅力です。

      またTHE WiFiは海外132か国でも利用可能なので、海外出張の多い方でも安心して使えます。

      Y!mobile

      料金 4,065円/月
      最低契約期間(縛り) 縛りなし
      利用回線 ソフトバンク4G LTE
      最大速度 998Mbps
      データ容量上限 7GB

      こちらも大手キャリアのソフトバンク回線を利用したY!mobileのポケット型wi-Fiです。

      特徴としては契約期間の縛りがないので、いつ解約しても手数料や違約金がかからないところにあります

      気になる点は、データ容量の上限が7GBしかないので、注意しないとすぐに通信制限に達してしまいます。

      アドバンスオプションに加入すれば、月額で4,818円で実質無制限に利用することもできます。

      ただしアドバンスオプションに加入した場合でも「3日で10GB」を超えてしまうと、1日単位で通信制限が発生するので1度に大量のデータを送受信する方には不向きです。

      新規契約の方には端末購入代金がお得になるキャンペーンも行っているので、これからポケット型wi-Fiの契約を考えている方は検討してみてください。

      新規契約者キャンペーン

      • 新規契約者のみ端末購入代金が18,000円割引

        UQWiMAX

        料金 4,268円/月
        最低契約期間(縛り) 2年間
        利用回線 WiMAX2+、au4G LTE
        最大速度 1,237Mbps
        データ容量上限 実質無制限(3日で10GB)

        格安SIMでも知られるUQが提供しているWiMAXです。

        UQWiMAXのプランには、通常のギガ放題プランと5Gにも対応のギガ放題プラスの2種類があります。

        どちらも基本料金は変わりませんが、ギガ放題プラスでは通信容量が「3日で15GBまで」となっています。

        UQのメリットは格安スマホの割引やコールセンターなどのサポートが手厚い点です。

        また「Try WiMAX」というレンタルサービスもあり、契約前に15日間無料でレンタルが可能です。

        au

        料金 4,721円/月
        最低契約期間(縛り) 2年
        利用回線 au4G LTE
        最大速度 1,237Mbps
        データ容量上限 実質無制限(3日間で10GBまでの制限)

        大手キャリアであるauの提供しているポケット型wi-Fiです。

        他の大手キャリアと違い、ステップ式の料金変化はなく固定になっていて、最大通信速度も1.2Gbpsと速い点が特徴です。

        使えるエリアはUQWiMAXと同様のエリアなので、全国どこでも利用できます。

        実質無制限のデータ容量はあるものの、料金は大手3キャリアでは最も割高なのがauのポケット型wi-Fiです。

        ドコモやY!mobileに比べると通信容量は大きいものの、毎月のデータ通信量が少ない方には損と感じてしまうかもしれません。

        docomo

         

        料金 3,278円~6,578円/月
        最低契約期間(縛り) 2年
        利用回線 ドコモ4G
        最大速度 988Mbps
        データ容量上限 7GBまたは60GB

        大手キャリアのドコモもポケット型wi-Fiのサービスを提供しています。

        ドコモのポケット型wi-Fiはスマートフォンの契約回線を主回線として、ペア回線という形でポケット型wi-Fiも利用できます。

        利用できるのはドコモの4G回線、エリアによっては5Gも利用できますが、エリアが非常に狭いので今回は割愛しました。

        ドコモの回線を使用しているだけあって、通信速度はかなり速く、安定しているのがドコモのポケット型wi-Fiです。

        ただし、おさえておきたいポイントは主回線をギガホプレミアで契約していても、ポケット型wi-Fiで利用できるのは30GBまでであることです。

        ポケット型wi-Fiはあくまでペア回線の扱いで、上限の半分までしかデータ通信はできません。

        無制限に利用したいとお考えの方には向いていません。

        大手キャリアのポケット型wi-Fiは料金が高い

        ドコモ、Y!mobile、auはいずれも大手キャリアではありますが、通信速度は速いものの、月額の料金は上位のキャリアよりも割高な傾向があります。

        大手キャリアは店舗での契約に対応していることがほとんどで、契約こそしやすいものの、その分料金は高くなるようです。

        一方で上位のキャリアは店舗を構えていることはほとんどなく、ネット上での契約になりますが、その分月額料金は安くなります。

        通信速度こそやや劣りますが、コスト面では上位キャリアの方が圧倒的に安く、データ容量上限にも余裕があるため選ぶなら初めの方にご紹介した「楽天WiFi PocketMUGEN WiFiTHE WiFi」がおすすめです。

        データ量が無制限のWi-Fi業者はほとんどない

        ここまで説明した通り、データ通信量において完全無制限の業者がほとんどないことがわかったかと思います。

        実質無制限であってもポケット型wi-Fiは「3日間で10GB」という制限を設けていることも多く、家庭用のWi-Fiのように使い放題ではありません。

        そのためポケット型wi-Fiを契約するなら、できるだけ通信制限にかかりづらい業者を選ぶことが重要です。

        楽天WiFi Pocketは楽天エリア内ならデータ通信を無制限に利用できるため、楽天エリアに住んでいる方は楽天WiFiが一番おすすめです

        またMUGEN WiFiとTHE WiFiは「3日間で10GB」の制限もないので動画やスマホゲームなど、休日にネットを使い方でも安心して利用できます

        2022年最新|ポケット型wi-Fiをレンタルできるおすすめ業者

        ほとんどの業者は契約期間の縛りや解約手数料が必要なので、「もっと気軽に使いたいのに」と思われる方も少なくありません。

        中には「2年間も使わないのに契約するのはちょっと」「旅行先で数日だけ使いたい」という限定的に使いたい方もいるはずです。

        上記のような方におすすめなのが、ポケット型wi-Fiのレンタルサービスです。

        ここでは、ポケット型wi-Fiのレンタルを行っているおすすめ業者を紹介します。

        業者 最低料金 最低レンタル可能期間
        THE WiFi 109円~ 1日~
        縛りなしWi-Fi 3,630円 1か月~
        Wi-Fiレンタルどっとこむ 495円~ 1日~

        THE WiFi

        THE WiFiの基本情報
        料金 1日:109円

        1週間:766円

        1か月:3,281円

        利用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
        データ容量上限 100GB/月

        先ほどご紹介したTHE WiFiは、レンタルでも利用できます。

        THE WiFiは契約すれば最短当日に配送され、その日だけ利用することも可能です。

        1日単位の利用料金は、109円と他のレンタルポケット型wi-Fi業者に比べても安く、データ容量も100GB/月と大容量なので使いやすいポケット型wi-Fiです。

        縛りなしWi-Fi

        縛りなしWi-Fiの基本情報
        料金 月額3,630円
        利用回線 ソフトバンク回線またはWiMAX
        データ容量上限 30、50、60GB(1日2GB以上で速度制限あり)

        縛りなしWi-Fiは、1か月程度の中期~長期の利用に向いたレンタルポケット型wi-Fiの業者です。

        1日当たりでは112円、1週間で785円の料金がかかりますが、30GB・50GBプランではTHE WiFiに比べ、わずかに料金が安くなります。

        配送も返却も郵送なので店頭で手続きを行う手間が不要なのが特徴です。

        1か月という期間は定められているものの、解約料や端末代金は発生しないので、負担も少ないレンタル業者です。

        Wi-Fiレンタルどっとこむ

        Wi-Fiレンタルどっとこむの基本情報
        料金 1日:496円~

        30日:3965円~

        (ただし、端末によって料金は異なる)

        利用回線 端末によりソフトバンク・au・UQWiMAX
        データ容量上限 5GB~無制限

        データ通信量がそれほど必要ない方から、自由に使いたい方まで幅広く対応できるのが、Wi-Fiレンタルどっとこむです。

        ポケット型wi-Fi端末は5GBまでの端末から、無制限に利用可能な端末まで様々なものを取り揃えています

        端末によって料金と利用できる回線が異なり、料金も安いので1日から気軽に使いたい方にもおすすめです。

        取り扱いの機種はソフトバンク回線に対応しているものが多いので、ソフトバンクエリアで利用する方には利用しやすいポケット型wi-Fiです。

        ポケット型wi-Fiを契約する前に知っておきたい注意点

        ポケット型wi-Fiを契約する前に知っておきたい注意点を解説します。

        通信速度が必要なゲームなどには向いていない

        ポケット型wi-Fiの平均通信速度は、30~40Mbpsとされています。

        一方でパソコンなどで人気のFPSゲームをするには70Mbps以上が快適な環境であるとされ、ポケット型wi-Fiで高速通信を必要とするゲームはあまり向いていません

        FPSや格闘ゲームが快適にできるネット環境を求めている場合は、無理にポケット型wi-Fiを選ばずに光回線の契約をおすすめします。

        ちなみにスマホアプリで遊べるパズルゲームや人狼ゲームなどはポケット型wi-Fiでも問題なく楽しむことができます。

        縛りが気になるなら、スマホのテザリングかレンタルを試してみよう

        ポケット型wi-Fiを契約するとほとんど場合、2年の契約期間が発生するため途中解約がしにくくなります。

        縛りを気にせず利用してみたい方は、スマートフォンでテザリングか、ポケット型wi-Fiのレンタルを試してみてください。

        スマートフォンでもポケット型wi-Fiと同じように、Wi-Fiと繋げることが可能なので利用しましょう。

        ただし、うっかり通信制限にかからないように注意が必要です。

        通信速度制限があるので使いすぎには注意が必要

        ポケット型wi-Fiが実質無制限だからといって、完全な無制限のように使用しないようにしましょう。

        端末や契約する会社によっては通信量で速度制限が発生することがあるので、契約内容で事前に確認してください。

        スマートフォンと同様、通信速度制限があることを理解し、使いすぎには注意してください。

        結論:外出先で頻繁にネット環境が必要ならポケット型wi-Fiも選択肢としてあり

        最近はスマートフォンでもテザリングができるようになったことで、外出先でも気軽にWi-Fiを利用することができるようになりました。

        外出先でもパソコンでネットを利用したいとお考え方は、まずスマートフォンを利用したテザリングを試してみましょう。

        ただテザリングは、スマートフォンの契約プランの容量上限があり、通信速度にも限界があります。

        テザリングが不便で使いにくいと感じている方、スマートフォンの料金を安く抑えたいと考えている方なら、使用量に応じて料金が変わる「楽天WiFi Pocket」がおすすめです。

        契約期間の縛りを気にしたくないとお考えの場合は、「THE WiFi」で1日からでも安くレンタルが可能です。

        スマートフォンのデータ量とポケット型wi-Fiの2つを上手く組み合わせて使うことで毎月の通信費を抑えることもできます。

        ポケット型wi-Fiをご検討している場合は、まずスマホの月々のデータ量とプランから見直ししてみてください。

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