「光回線が遅い原因って何?」
「回線を乗り換えるしかない?速度を改善する方法を知りたい!」
あなたはこんな疑問を持っていませんか?
回線速度が遅くてサイトや動画をなかなか読み込まず、イライラした経験は誰でも一度はあると思います。
通信速度が遅い原因は、ルーター・端末の不具合や接続方法などさまざまですが、あまりにもひどい場合は光回線の乗り換えも検討しましょう。
この記事では、光回線の速度が遅くて悩んでいるあなたのために、回線速度が遅い原因や解決策について解説します。
- 光回線が遅いときは、まず端末やルーターのチェック・買い替えなど簡単にできる対策から試していく
 - どうしても通信速度が改善されない場合、光回線の乗り換えを検討する
 - 乗り換えサポートのある光回線ならほとんど費用をかけずに乗り換えできる
 
この記事を読めば、回線速度が遅くてイライラする日々から解放されますので、ぜひ最後までご覧ください!
光回線が遅い?通信速度の目安について
最適な回線速度は、ネットを利用する目的によって変わってきます。
まずは目的ごとに、目安となる通信速度をまとめてみました。
| 目的 | 快適な通信速度 | 
| SNSの送受信 | 128Kbps〜1Mbps | 
| ネットサーフィン | 1〜10Mbps | 
| 動画視聴 | 3〜25Mbps | 
| オンラインゲーム | 30〜100Mbps | 
なお、回線速度には「上り」と「下り」の2種類があります。
上りはアップロード速度、下りはダウンロード速度を表していますが、多くの方はサイトや動画の読み込みにも関わってくる「下り」を重視すると良いでしょう。
現在の通信速度は、以下のサイトを利用すれば簡単にわかります。
たとえば、ダウンロード速度が28Mbpsと出た場合、SNSの送受信やネットサーフィンには十分ですが、オンラインゲームにはやや不十分だと言えるでしょう。
光回線が遅い5つの原因
ご自宅の光回線が遅い場合は、主に次のような原因が考えられます。
- 端末自体が古いから
 - ルーターやケーブルが古いから
 - 接続方法に問題があるから
 - マンションで接続方式が悪いから
 - 混雑する時間帯だから
 
それぞれ詳しく見ていきましょう。
端末自体が古いから
端末が古いと、通信速度が遅くなるため注意です。
たとえば、何年も前のスマートフォンやパソコンなどを使っていると、処理に時間がかかってしまい、動作が重くなってしまうことがあります。
スマホやパソコンの場合、使っていないタブを消すなどして読み込み速度を改善できるケースもありますが、基本的には買い換えた方が良いでしょう。
ルーターやケーブルが古いから
ルーターやLANケーブルなどの周辺機器も重要です。
ルーターには以下のように世代があり、古いものだと通信速度が出ないこともあります。
| 
 世代  | 
 通信規格  | 
| 
 第1世代  | 
 IEEE 802.11a  | 
| 
 第2世代  | 
 IEEE 802.11b  | 
| 
 第3世代  | 
 IEEE 802.11g  | 
| 
 第4世代  | 
 IEEE 802.11n  | 
| 
 第5世代  | 
 IEEE 802.11ac  | 
| 
 第6世代  | 
 IEEE 802.11ax  | 
また、LANケーブルにも以下のように規格があり、CAT5だと回線速度が遅くなってしまいます。
| 
 カテゴリ  | 
 最大速度  | 
| 
 CAT5  | 
 100Mbps  | 
| 
 CAT5E  | 
 1Gbps  | 
| 
 CAT6  | 
 1Gbps  | 
| 
 CAT6A  | 
 1Gbps  | 
| 
 CAT7  | 
 10Gbps  | 
| 
 CAT7A  | 
 10Gbps  | 
| 
 CAT8  | 
 100Gbps  | 
接続方法に問題があるから
端末や周辺機器に問題がないなら、接続方式を確認してみましょう。
Wi-Fiの周波帯には以下の2種類があります。
- 2.4Ghz
 - 5.0Ghz
 
2.4Ghzは電波が届く距離が長い代わりに障害物に弱く、5.0Ghzは電波の届く距離が短い反面障害物に強いです。
接続方法は通信環境によってうまく使い分けましょう。
マンションで接続方式が悪いから
マンションの場合、以下3つの接続方式があります。
- LAN方式
 - VDSL方式
 - 光回線方式
 
LAN方式やVDSL方式は、部屋まで光ファイバーケーブルが繋がっていないため、最大でも100Mbps程度の速度しか出ません。
一方、光回線方式なら各部屋までしっかり光ファイバーケーブルが通っているため、通信速度が速くなります。
混雑する時間帯だから
時間帯によっても通信速度は変わります。
平日の夜間や土日などは、回線に接続する人の数が増えるため、どうしても通信速度が落ちてしまう傾向にあります。
ネットサーフィンくらいならともかく、動画視聴やオンラインゲームなどは時間帯を考えて利用した方が良いでしょう。
光回線の通信速度を改善する7の方法
光回線の速度を改善するには、以下のような方法があります。
- ルーターやモデムの再起動
 - チャンネルを変更する
 - 同時接続数を減らす
 - 周辺機器を買い換える
 - 中継機を導入する
 - ファイアウォールを無効化する
 - 他の光回線に乗り換える
 
簡単なものから順に紹介していますので、ぜひ実践してみましょう。
ルーターやモデムの再起動
まずはルーターやモデムを再起動してみましょう。
ルーターは常に電源が入っており、熱がこもってしまうこともあるため、再起動で速度が改善されることもあります。
なお、モデムとは回線に接続するための装置で、いくつものランプが点灯している機器のことです。ルーターもその横にあるはずですので、以下の手順で再起動してみましょう。
- ルーターの電源を切る
 - モデムの電源を切る
 - しばらく待機する
 - 先にモデムの電源を入れる
 - その後ルーターの電源を入れる
 
チャンネルを変更する
ルーターの再起動でダメなら、チャンネルを変更してみましょう。
一般的には5Ghzの方が速度は安定すると言われています。しかし、5Ghzは障害物に弱いため、ルーターから部屋まで遠いケースでは2.4Ghzの方がおすすめです。
最適なのは、5Ghzのチャンネルを選んでルーターの近くで通信することですが、難しい場合は使い分けましょう。
同時接続数を減らす
同時接続数も重要です。
いかに優秀な光回線を契約していても、接続している機器があまりに多すぎると、その分速度が落ちてしまいます。
ゲーム機やパソコンを触っている間はスマホの通信を切るなど、ちょっとした対策で改善されることもあるため、ぜひ試してみましょう。
ただし、光回線は元々同時接続数の多さが強みですから、1〜2人の世帯であればそこまで気にする必要はないでしょう。
周辺機器を買い換える
ルーターやLANケーブルを買い換えるのも良いでしょう。
ルーターの場合、CAT5と表示されているものは通信速度が最大100Mbpsしか出ないため、どうしても速度が遅くなりがちです。
LANケーブルに関しても、以下の表を見ながら5世代より古いケーブルを使っているなら、新しいものに変えましょう。
| 
 カテゴリ  | 
 最大速度  | 
| 
 CAT5  | 
 100Mbps  | 
| 
 CAT5E  | 
 1Gbps  | 
| 
 CAT6  | 
 1Gbps  | 
| 
 CAT6A  | 
 1Gbps  | 
| 
 CAT7  | 
 10Gbps  | 
| 
 CAT7A  | 
 10Gbps  | 
| 
 CAT8  | 
 100Gbps  | 
中継機を導入する
ルーターを使って無線通信する際は、ルーターと端末が近い方が安定します。
とはいえ、ルーターと部屋が離れているケースも多いと思いますので、そんなときは「中継機」を導入してみましょう。
中継機を導入すれば、ルーターと部屋が遠くて通信が不安定になっていても、ある程度改善される可能性があります。
ファイアウォールを無効化する
ファイアウォールが原因で速度が低下していることもあります。
一旦ファイアウォールの設定をオフにして、通信速度が改善されるかどうか試してみると良いでしょう。
ただし、ファイアウォールを無効にすると不正アクセスなどのリスクが高まるため、オフにしても速度に変化がない場合はすぐ戻しておきましょう。
他にも、導入しているセキュリティソフトが原因で速度が低下していることもあるため、確認しておいてください。
他の光回線に乗り換える
光回線自体が遅い場合、どう対策しても根本的解決にはなりません。
ルーターの再起動、周辺機器の買い替えなどの対策を試しても改善されないなら、乗り換えを検討しましょう。
乗り換えには費用がかかりますが、後述する「乗り換えサポート」を利用すればあまり費用をかけずに実践できますよ。
次項では、乗り換え先の選び方やおすすめの光回線を紹介していますので、引き続きご覧ください。
光回線の乗り換え先を選ぶときの3つのポイント
光回線の乗り換え先を選ぶときは、以下の3点を重視しましょう。
- 住んでいるエリアに対応しているか
 - 乗り換えサポートがあるか
 - キャッシュバックが受け取れるか
 
それぞれ具体的に解説します。
住んでいるエリアに対応しているか
まずは、光回線がお住まいのエリアに対応しているかどうか確認しましょう。
いくらサービスが魅力的な光回線でも、あなたの住んでいる地域に対応していなければ契約できません。
なお、いわゆる「光コラボ」に属する光回線であれば、ほとんどの地域に対応しています。
以下は主な光コラボ回線です。
- ドコモ光
 - ソフトバンク光
 - So-net光プラス
 - @nifty光
 - ビッグローブ光
 
乗り換えサポートがあるか
乗り換えなら、乗り換えサポートの有無も重要です。
通常、光回線の乗り換えには違約金や撤去工事費用などがかかりますが、乗り換えサポートを実施している光回線なら費用をすべて負担してくれます。
ただし、乗り換えでキャッシュバックを受けるには「解約証明書」が必要になるため、解約時に受け取ることを忘れないよう注意しましょう。
キャッシュバックが受け取れるか
キャッシュバックがもらえるかどうかも見ておきましょう。
光回線の多くは、契約するだけで高額なキャッシュバックを受け取れるため、お得に契約できますよ。
なお、光回線のキャッシュバックに関しては以下の記事で詳しく紹介しています。窓口によって大きくキャッシュバック額が変わることもあるため、ぜひ目を通しておいてください。
参考:光回線の高額キャッシュバックキャンペーン大手8社を比較【2022年2月最新】
乗り換え先におすすめの光回線3選
この項では、これから乗り換えを考えている方におすすめの光回線を3社紹介します。
- NURO光
 - auひかり
 - ドコモ光
 
それぞれどんな人におすすめか、順に見ていきましょう。
NURO光
| 
 月額料金  | 
 集合住宅:5,200円  | 
| 
 平均通信速度  | 
 上り:452.8Mbps  | 
| 
 おすすめ窓口と最大キャッシュバック額  | 
 公式サイト(22,000円)  | 
| 
 対応エリア  | 
 【東日本】 
 【西日本】  | 
対応エリアに住んでいるならNURO光がおすすめです。
NURO光は光コラボ回線ではないため、対応エリアは限られてしまいますが、他社よりも通信速度が圧倒的に優れています。
SoftBank 光のセット割に対応していますが、他キャリアや格安SIMのユーザーにもおすすめできる回線だと言えるでしょう。
\通信速度が速い&豪華キャッシュバック/
auひかり
| 
 月額料金  | 
 集合住宅:4,180円  | 
| 
 平均通信速度  | 
 上り:364.16Mbps  | 
| 
 おすすめ窓口と最大キャッシュバック額  | 
 NNコミュニケーションズ(45,000円)  | 
| 
 対応エリア  | 
 【東日本】 
 【西日本】  | 
auユーザーならauひかりを選びましょう。
auひかりも対応エリアが限られてしまいますが、独自回線を使っており通信速度が速いのが魅力です。
さらに、auユーザーなら毎月最大1,100円のセット割を受けられますから、対応エリア内に住んでいるならぜひ活用しましょう。
\最大45,000円のキャッシュバック!/
ドコモ光
| 
 月額料金  | 
 集合住宅:4,400円  | 
| 
 平均通信速度  | 
 上り:206.82Mbps  | 
| 
 おすすめ窓口と最大キャッシュバック額  | 
 GMOとくとくBB(22,000円)  | 
| 
 対応エリア  | 
 【東日本】 
 【西日本】  | 
ドコモユーザーなら、ドコモ光を選ぶと良いでしょう。
ドコモ光は通信速度が速いわけではありませんが、ドコモスマホとのセット割に対応している唯一の光回線です。
プロバイダを自由に選べるため、ルーター貸し出しやセキュリティソフトなどのサービスをある程度自分で選べるのも魅力だと言えるでしょう。
\利用者700万人を突破!/
光回線が遅いのは必ず原因がある!他社への乗り換えも検討しよう
光回線が遅いのには必ず原因があります。
中にはルーターや端末の再起動、周辺機器の入れ替えなどで改善されるケースもありますが、それでも速度が遅い場合は光回線の乗り換えを検討しましょう。
特におすすめの光回線は以下の3社です。
- NURO光
 - auひかり
 - ドコモ光
 
それぞれセット割や対応エリアが異なるため、あなたの住んでいるエリアや使っている携帯のキャリアに合わせて選びましょう!
なお、対応エリア内に住んでいるなら「NURO光」がもっともおすすめです。
NURO光は「ダークファイバー」という独自の回線を用いており、他社と比べても圧倒的な回線速度を誇ります。
キャッシュバックも非常に高額ですので、通信速度にこだわる方やお得に契約したい方はぜひ申し込みましょう!
